鳥取県立米子西高等学校
校長 深田 直
鳥取県立米子西高等学校のホームページにアクセスいただきまして、ありがとうございます。
本校は、明治39年に開校した私立米子女学校を前身とし、高等女学校、新制の女子高等学校を経て、昭和24年に鳥取県立米子西高等学校と改称され、男女共学となって今日に至っています。創立116年を迎え、同窓生は3万2000名を超える、長い歴史と伝統に輝く学校です。
創立以来、社会の変化や時代の要請に応え、いくつかの変遷を重ねてまいりましたが、現在本校は各年次7クラス計21クラスの大規模普通科高校として、生徒一人一人の進路実現と多様な価値観を尊重し、主体的に生きる力を育み、持続可能な地域を創造する人財を育成することを学校方針として教育活動に取り組んでいます。
ほとんどの生徒が大学をはじめ上級学校への進学を目指しており、進路に応じたきめ細かい教育課程や習熟度別クラス編成・少人数授業で分かりやすく丁寧な指導と生徒の主体的な学びを進める探究的学習(みらいチャレンジ活動)を行っています。また、長期休業中の学習会・講習を実施するなど生徒の進路実現を支援する体制も整っています。
生徒会活動も盛んで、特に「翠風祭(すいふうさい)」と呼んでいる学校祭も、生徒会が主体的に運営しています。演劇やダンス・合唱、展示を中心とした文化の部と色鮮やかなユニホームをまとった体育の部と生徒たちは高校生らしい若いエネルギーを爆発させています。そのほか年2回の球技大会も全力で楽しんでいます。
本校は文武両道の精神で、学業と部活動の両立を図り、人間的に大きく成長することにも力を入れています。9割近い生徒が部活動に加入し、運動部、文化部の活動も盛んです。中国大会、全国インターハイ、高総文祭への参加を目指して励んでいます。
これからの社会をたくましく、そして、しなやかに生きていくためには、基礎的な知識を土台にした思考力・判断力・表現力に代表される「学力」と、困難にくじけず前向きに人生を歩んでいく「人間力」、社会の一員としての自分を自覚し、社会のために汗を流せる「行動力」が必要です。今後とも「授業」「部活動」「自主的活動」の三つを教育活動の柱として、本校の教育方針に自信と誇りを持って、教育活動に取り組んでまいりたいと思っております。
今後とも本校へのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いします。