6月5日(金)に、5・6年生のそてつ(総合的な学習)
の時間に、「ポニー先生」こと大川順一郎さんをゲストティー
チャーとしてお呼びし、子ども達に話をしていただきました。
大川さんは,鳥取市にお住まいの元小学校教員で,小学生
の頃に見たドラマをきっかけに乗馬を始められ,馬術競技で
国体にも出場された経歴をお持ちです。しかし大きな病気を
経験され,競技馬術の世界から退かれました。さらに3年前
には手足の筋肉が徐々に衰える難病と診断され,現在は病気
と闘いながらも東京パラリンピック出場を目指しておられます。

度重なる病気と闘いながらも,「いつも心に夢を」という
思いを忘れず,「あきらめないこと」「自分にできることを
一歩ずつ」「自分のチャレンジが,周りの人に元気や勇気を与える」
と,優しく語りかけて下さいました。病気が分かった時は病室
でずっと泣いていたこと・・・それでも家族や周りの人の支え
のおかげでくじけずに頑張ることができたこと・・・一つ一つ
のエピソードが真実であり,聴いている人の心に響いていくよ
うでした。

6年生は,「生き方に学ぶ」というテーマに沿って,前回お話
をいただいた大部さんの生き方と比べながら聴いたり,自分の普
段の生活を思い浮かべながら聴いたりして,深く感銘を受けてい
たことが,事後の感想の中に表れていました。