人間の発達や生活を総合的に捉える能力と、生活するために必要な知識・技術を習得し、 将来、関連の分野で活躍する職業人の育成を目指しています。 1年次で衣食住、保育、福祉、家庭看護・介護に関する基礎を学びます。
2・3年次で「生活科学」「生活福祉」の2つのコースに分かれ、それぞれの学習を深めます。
育てたい生徒像
・人間の発達や生活を総合的にとらえる能力の習得 ・生活するために必要な知識・技術の習得 ・体験的実習を通したコミュニケーション能力の習得 ・高校生としての基本的生活習慣・礼法・マナーの体得
を掲げています。
生活デザイン科3年、生活福祉コース「生活と福祉」の授業で、11月10・11日に家庭看護の基本技術について学びました。医療法人十字会 訪問看護ステーションのじま から講師の方をお招きし、1日目は食事介助と口腔ケア、2日目は応急手当についてをテーマに実施しました。
講義の様子 お茶にはとろみをつけています(誤嚥防止) 口腔スポンジで食後ケア 三角巾で腕を固定 頭部の傷の保護 三角巾は足首の固定にも使えます 皮膚を傷つけないテープのはがし方1日目の実習では、新型コロナ感染対策として手洗い・マスクだけでなく、使い捨てエプロンやマスクに取り付けるアイシールドを紹介していただき、使用しました。食べやすいスプーンの角度、飲みやすい位置、口に運ぶタイミングなど、やってみると少しの差で食べやすさや飲みやすさが変わることを実感していました。2日目は、救急救命や火傷、骨折、熱中症について講義を受け、実習では医療現場で使用している応急手当の道具の説明や、家庭で使用する絆創膏を取れにくくするコツなども教えていただきました。生徒には保護テープや絆創膏のミニプレゼントがあり、これからの家庭生活に学んだ技術を役立ててほしいと思います。