3月10日(金)、第70回卒業証書授与式が挙行されました。
保護者の皆さんや来賓の方々に見守られながら、3年間の成長した姿を示して、卒業生43名が名和中学校を巣立っていきました。
卒業生は、一つひとつの動作や声、表情でお世話になった方々に感謝の気持ちを示しました。1・2年生は、卒業生への思いを合唱の歌声に込めて伝えました。生徒の心がひとつになり、聴く人の心に響く全校合唱でした。
学校長式辞では、吉田松陰の『夢なき者に成功なし』という言葉から夢を抱き理想を持つこと、計画を立てること、実行に移すことが成功への道だと訓示を贈られました。また、卒業生の3年間を振り返り、変容していった姿や今年度のさまざまな行事で活躍する姿を讃えました。最後に、「自立」した人になるために、自分のことは自分ですること。そして自分の行動に責任をもつことの大切さと「目標をもって挑戦すること」の大切さについて話をされました。
在校生送辞は、德永和さんが行いました。3年生との駅伝での関わりを通して、あきらめないことの大切さを学んだことや団結の力を示して行事を成功に導いてくれたことへの感謝の思いを伝えました。そして、在校生は3年生の姿勢を見習って、よりすばらしい伝統を作り上げていく覚悟を伝えました。
卒業生答辞は、倉田実来さんが行いました。部活動や行事などの3年間の思い出を振り返り、たくさんの方々に支えられて中学校生活を楽しく過ごすことができたことへの感謝を伝えました。また、「光陰矢のごとし」ということわざの意味と仲間に出会たことの「奇跡」がもつ意味をかみしめて、新しい世界に進んでいきたいという思いを伝えました。
この名和中学校で頑張った日々が、これから始まる新しい世界で活躍する力になり、また心の支えになってくれると思います。「仲間とともに、粘り強く挑戦」した日々を胸に、自分の道を歩み続けてほしいと思います。卒業おめでとう!!