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2019/10/08

1学期終業式 校長あいさつ

Tweet ThisSend to Facebook | by 管理者1
 まず初めに、本日は表彰が2件ありましたが、一つ目の赤い羽根共同募金運動の取組は、福祉の精神が本校に受け継がれていることが表彰の理由と思います。どうかこれからも他者を思いやる心を持ち、共同募金をはじめとする活動に参加してほしいと思います。また、昨日9月28日に県高校生英語弁論大会が開催されましたが、本校生徒が第2位となり、大変うれしく思います。英語力の強化について様々な取組をしていますが、このような形として現れることは私たちにとって大変うれしいことです。一人でも多くの生徒が英語力を高めるためにチャレンジしてくれることを期待しています。もう一件、今日の昼頃小鴨小学校の校長先生から電話がありました。先週の土曜日に土曜授業を行った際、本校音楽部を招き演奏をしてもらったとのことでしたが、演奏はもちろん小学生との会話も素晴らしく、大変楽しく充実した時間を過ごすことができたそうです。児童はもとより保護者も120人くらい参加されていましたが、「来年も来てほしい」との声が上がるほど大好評だったそうです。加えて、演奏会が終わった後、高校生がモップ掛けをして後片付けを行ったそうですが、小学校からしてみれば、中学校や高校のことを知らない小学生にとって、模範となる姿を見せていただいたと大変感謝しておられました。音楽部の活動によって地元の小学生をはじめとする地域の方に喜んでいただきましたが、今後も地元に愛される活動を継続してほしいと思います。
 さて、先週木曜日には脚本家の平田オリザ先生においでいただき、講演会を開催しました。この講演会を企画した目的は、皆さんの読解力が少しでも高まればと思い、ちょうど1年前から講師として誰を招いたらよいのかを検討し、平田オリザ先生に講演の依頼をしました。今年5月に兵庫県豊岡市にある豊岡総合高校での講演会に出向き、直接平田先生に講師として本校においでいただきたいとのお願いをしました。先生には、読解力を高めたいことや、平田先生を推薦する声が教員からあったことを説明しました。お話ができたのはほんの5分間くらいでしたが、その趣旨をご理解いただき先日の講演会では執筆に至った背景や思いなど話していただきました。
私が印象に残ったのは、講演中の皆さんの聞く態度です。話の内容を聞き漏らさないようにメモしながら聞いている姿から、自分の可能性を伸ばそうとする努力を感じることができました。図書委員の進行や皆さんの聞く態度も良好で、予定していた以上に充実した講演会となったと思います。また、そのあとの懇談会には全校生徒の5分の1が参加し、さらに中身の濃いお話をしていただくことになりましたが、それも皆さんの持っている素晴らしい潜在能力に起因していると考えます。
 また、9月20日からワールドカップラグビーが始まっていますが、先日土曜日に行われた日本対アイルランドの試合をテレビで見ました。前半は9対12とリードを許していましたが、後半に追い上げて19対12で逆転勝利しました。イギリスBBCをはじめとするメディアは、「大金星」とか「世紀の番狂わせ」などの見出しをつけていましたが、選手は「うれしい」と言いながらも「必然である」と繰り返していました。そこには弱点を克服するための練習プログラムと共に確かな見通しがあり、自己犠牲を課しながらチームはそれを実行しました。その結果が必然の勝利をもたらしました。日本代表は確かに優秀なフィジカルを作り上げてきましたが、困難を克服できる強い心の獲得こそ最大の要因と考えます。しかし、この選手たちは特別なのでしょうか。私はそうは思いません。誰でもこのような資質を持っていても、多くの人はその資質を計画的に試すことなく、「そんなことできるわけない」とか「無理」の一言で諦めていると考えます。
 平田オリザ先生のお話にもでてきた豊岡市についても、現状を変えるために知恵を絞ってチャレンジし続けることで「偶然」から「必然」へと変わっていったと考えられます。倉吉西高もかつて「廃校」の危機がありました。しかし、そこから生徒たちの資質を引き出し、団体戦を定着させることにより、今は地域や中学校から信頼していただける学校に成長しつつあります。それを作り出せる先生方は今も揃っています。皆さんはそんな環境にある倉吉西高に通っています。これからもっと成長した自分自身に出会うために、自分を信じて必然の試練を迎い入れましょう。私たち教職員は皆さんの力を信じて全力でサポートします。勇気をもって前進し、力を併せて新たな歴史を刻んでいきましょう。
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平成31年度入学式式辞

 校塔から続く桜は花びらを散らし、木々の若芽が吹き出す春爛漫の季節を迎えていますが、本日は中部地区四町の
教育長様をはじめ多数のご来賓の皆様のご臨席を賜り、多くの保護者の皆様のご出席のもと、このように盛大な入学
式を挙行できますことを心より感謝申し上げます。
 ただ今、百二十名の入学を許可いたしました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。そして、保護者の
皆様、本日は誠におめでとうございます。新入生の皆さんは、高校入試を見事突破され、本日の入学式を迎えられま
した。日頃から努力を重ねてこられたことと思いますが、保護者をはじめとする多くの方々に支えられているお蔭で、
今の自分があることを決して忘れてはなりません。支えていただいた方への感謝とその期待に応えようとする気持ち
を新たに、高校生活をスタートさせてほしいと思います。
本校は、大正三年六月に倉吉町立実科高等女学校として設立され、鳥取県立倉吉高等女学校等を経て、昭和二十八年
四月に鳥取県立倉吉西高等学校と改称し、今年度で創立百五年目を迎える伝統校です。多くの諸先輩方から受け継い
だ伝統は益々パワーアップして受け継がれています。生徒会活動は最近特に盛んになっていて、中でも毎年七月頃に
開催します西高祭では、ご来場いただいた皆様方に楽しんでもらえる学園祭を目標に年々充実した活動となっていま
す。昨年度は、第五十一回を迎え、リスタートをテーマに組織的な取組を見せてくれました。実行委員自ら学校の模
範となる生徒像をイメージして統制の取れた組織をつくり、個よりも集団を意識した取組は大変素晴らしいものにな
りました。  
部活動では、昨年度弓道部や自転車競技部の全国大会上位入賞をはじめ、卓球部が全国選抜大会に出場しました。また、
夏の県大会でベスト四に進んだ野球部など、運動部・文化部とも切磋琢磨しながら練習に励み、自分を大きく成長さ
せています。入学される皆さんにはそのような伝統も受け継いでほしいと考えています。
 さて、本校の教育目標は、「校訓である『立志』の精神に基づき、自らの志(使命感)を明確に持ち、将来、地域貢献
及び社会貢献のできる心豊かな人材を育成する」ことです。「立志」とは、自らの志を立て、失敗や挫折を恐れず、そ
の実現に向けて積極果敢に取り組むことです。そして、その目標を実現するための重点目標は次の三点です。
一点目は、「キャリア教育の充実」です。チャレンジグループ活動の目的は、10年後の自分の理想像をイメージした
とき、なりたい自分になるためには高校時代に何をやっておくべきかを考える進路探究です。皆さんに合格者登校日で
お願いした発展させたい興味関心からスタートします。具体的な流れとしては、社会の仕組みや課題を調査研究するこ
とによって自ら解決したい課題を発見し、より良い社会の実現に向けて、課題解決の方策を探究して提言をまとめます。
それに合わせてそのような学びを継続できる進路目標を設定します。目標を具体化することで意欲を高め、皆さんの夢
の実現のために自分を大きく成長させてほしいと考えます。
二点目は「人間力の向上」です。ここでは社会が求めている資質を学んでほしいと思います。具体的には、服装はもち
ろん、あいさつや返事、言葉遣いなど、高校生にふさわしい生活習慣や態度を身に着けることは言うまでもありません。
それに加え、他者への感謝や思いやりの心など豊かな心と表現力を身に着けてほしいと考えています。地域貢献、社会
貢献を行うためには人間的な魅力が必要です。皆さんには、社会が求める必要な資質を肌で感じてもらうためにも、講
演会や校外のボランティア活動などに積極的に参加して交流を行ってください。そして、人としてのより良い生き方を
模索してほしいと思います。
三点目は、「志を高く持ち、学ぶ意欲を向上させること」です。勉強は何のためにするのかというと、単に大学入試で
高得点を取るためだけのものではありません。自ら掲げた目標を実現するためです。高等学校で様々な教科科目を学ぶ
ということは、分析の視点を増やすことですから、自らの可能性を引き出すためにも、積極的に学んでください。また、
上級学校としての大学は、自分の設定したテーマを研究するところです。研究に必要な学力が身についているかを確認
するのが入試ですから、大学生活を充実させるためにも、基礎学力を身に着けておいてください。連続した過去ー現在
ー未来の繋がりの中で、未来をよりよく生きるためのヒントは、過去から繋がっている知恵や伝統にあると私は考えます。
教科書は先人の知恵や伝統を学びやすいようにまとめています。過去からの遺産を受け継ぎ、未来へとつないでいただ
きたいと思います。
五月には年号も「令和」に変わり新しい時代を迎えますが、これからの世の中は何が起こるか予測できないほどの不透
明な時代です。それを乗り切るための正解はどの教科書にも書いてありません。自分で考え、切り拓いていかなくては
なりません。本校で行っているチャレンジグループ活動は、自らの興味関心からスタートしますが、努力次第で将来の
自己実現に向けて大きく前進することも可能です。しかしそれは楽しいことばかりではなく、苦しい時も訪れるかと思
います。その時にどんなことを考え行動するかが将来に大きく影響すると考えます。
代々木競技場や東京都庁、倉吉市役所等を設計された建築家として有名な 丹下健三 さんは、「建築は才能ではなく
粘りだ」とおっしゃっています。天才と言われた建築家でさえもそう言わせているのは、センスだけではうまくいかな
いということであり、そこからどう粘って続けていくかが重要です。様々な課題を乗り越えることが成長することであ
り、皆さん全員が乗り越えるだけの資質を持っていますので、その力を活用できるように心を鍛えてください。そうす
ることにより未来は大きく広がります。皆さんの意欲的な取組により、三年間で大きく成長されることを心から期待して
おります。
最後に、本日、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様、お忙しい中、新入生のために激励をお寄せいただき、誠にありがと
うございます。また、ご出席くださいました保護者の皆様、本日、確かにお子様をお預かりいたしました。私たち教職
員は、皆さんのご期待に添えますように精一杯取り組ませていただきますので、ご理解・ご協力を賜りますようお願いい
たします。ご臨席いただきましたすべての皆様に重ねて感謝を申し上げ、式辞といたします。

平成三十一年四月八日
                 鳥取県立倉吉西高等学校  校長 稲毛  靖