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2020/03/03

卒業式 校長式辞

Tweet ThisSend to Facebook | by 管理者1

 日ごとに春の色が濃さを増し、桜も芽吹く準備を早めている今日の佳き日に、卒業式を開催することができましたことを、皆様に心から感謝申し上げます。
 今、卒業証書を授与いたしました百十八名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。本校の校訓「立志」の精神の下、入学から今日までそれぞれが「志」を立て、多くの友と共にたくましく成長しました。また、同窓の諸先輩方が築き上げてこられた良き伝統を受け継ぎ、後輩たちへと繋いだことは、大変喜ばしいことです。

 さて、本校で誇れるものは何かと尋ねられたら、私は迷わず「生徒が輝いていることです」と答えています。特に、生徒会活動には目を見張るものがありました。生徒の皆さんが一番楽しみにしている西高祭は、今年度で第五十二回を数え、「infinity無限」をテーマに据えて全校が一丸となって取り組みました。
 本校では教育目標を達成するために、ボランティア活動をはじめ各種講演会、企業訪問、大学訪問等を行い、社会の仕組みや企業理念、課題解決の方法など、これからの時代に必要な生きる力を学んでいます。それを進路選択に活かしてほしいと考えていましたが、最近では様々な場面で活用しようとする動きがみられています。
 近年、マスコミが熱中症を社会問題として取り上げていますが、西高祭においても症状を訴える生徒が出てきていました。その課題を解決するために、生徒で組織する実行委員会は昨年二月の生徒総会で、身体への負担を大きく軽減する最終日のスケジュールを提案しました。これに対し、従来通りに行いたいとする反対意見が出され、実行委員会との間で白熱した議論を重ねました。通常一回の生徒総会を二回開催し、その結果、課題解決を図る変更案が承認されました。教育目標達成のための事業の成果が生徒会活動にまで影響したことを考えると、生徒の成長に大きな喜びを感じました。お陰様で、体調不良者は最小限に抑えられ、最後は夜空に大輪の光の花を咲かせ、西高祭は大成功を収めました。
 部活動では、弓道部が全国選抜大会女子個人の部で優勝したことを筆頭に、自転車部も全国高校総体や国体で大いに活躍しました。それに加え、卓球部も全国選抜大会女子個人の部に参加する選手が現れました。音楽部は県吹奏楽コンクールでゴールド金賞を獲得し、また鳥取県高校生英語弁論大会に出場した生徒が第二位に入賞するなど、様々な分野で成果が現れ始めており、これからの活躍がますます楽しみになってきています。もちろん卒業生の受験に対する姿勢も、後輩たちに良い手本を示してくれました。
 これは、生徒の自己肯定感が向上している証であるとともに、学校のミッションが資質を引き出すことから、表現の質を高めようとする次の段階へ進んでいると確信しました。

 卒業生の皆さんは、これからそれぞれの進路へと進んでいきますが、新たな場所でそれぞれの学びを追求し、改めて皆さんが実現したいと考える未来へ向けての志を立ててください。しかし、志へと向かう道は、時として険しく思い悩む場面があるかもしれません。もしその時に後悔をするのであれば、それこそが自分の弱点であり、道のりを遠く感じさせている要因でもあります。そんな時こそ、自分を信じ、皆さんが選択した道を歩み続けてほしいと思います。私は皆さんならば、必ず志をやり遂げることができると信じています。それは、皆さんが未来のビジョンを鮮明に描く力と、最後まであきらめない強い心を持っているからです。これから、持ち前の強い心を更に磨き、志に向かって進んでください。そして、皆さんの思いの詰まった光輝く大きな花を未来に咲かせてください。私たちはその日が来るのを楽しみにしています。

 最後になりましたが、お子様の成長を見守り、今日まで大切に育ててこられました保護者の皆さまにおかれましても、今日は人生における一つの節目として、特別な思いがおありのことと思います。お子様のご卒業を心からお喜び申し上げますとともに、この三年間、西高祭でのPTAふれあい活動部バザーの参加やふるさとラリーでの豚汁の差し入れ等、様々な場面で本校の教育活動にご理解とご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。また、卒業生に激励をお寄せいただきました多くの方々に、感謝を申し上げ、式辞といたします。
 
 令和二年三月二日
                    鳥取県立倉吉西高等学校
                     校長 稲毛  靖


18:18 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)

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平成31年度入学式式辞

 校塔から続く桜は花びらを散らし、木々の若芽が吹き出す春爛漫の季節を迎えていますが、本日は中部地区四町の
教育長様をはじめ多数のご来賓の皆様のご臨席を賜り、多くの保護者の皆様のご出席のもと、このように盛大な入学
式を挙行できますことを心より感謝申し上げます。
 ただ今、百二十名の入学を許可いたしました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。そして、保護者の
皆様、本日は誠におめでとうございます。新入生の皆さんは、高校入試を見事突破され、本日の入学式を迎えられま
した。日頃から努力を重ねてこられたことと思いますが、保護者をはじめとする多くの方々に支えられているお蔭で、
今の自分があることを決して忘れてはなりません。支えていただいた方への感謝とその期待に応えようとする気持ち
を新たに、高校生活をスタートさせてほしいと思います。
本校は、大正三年六月に倉吉町立実科高等女学校として設立され、鳥取県立倉吉高等女学校等を経て、昭和二十八年
四月に鳥取県立倉吉西高等学校と改称し、今年度で創立百五年目を迎える伝統校です。多くの諸先輩方から受け継い
だ伝統は益々パワーアップして受け継がれています。生徒会活動は最近特に盛んになっていて、中でも毎年七月頃に
開催します西高祭では、ご来場いただいた皆様方に楽しんでもらえる学園祭を目標に年々充実した活動となっていま
す。昨年度は、第五十一回を迎え、リスタートをテーマに組織的な取組を見せてくれました。実行委員自ら学校の模
範となる生徒像をイメージして統制の取れた組織をつくり、個よりも集団を意識した取組は大変素晴らしいものにな
りました。  
部活動では、昨年度弓道部や自転車競技部の全国大会上位入賞をはじめ、卓球部が全国選抜大会に出場しました。また、
夏の県大会でベスト四に進んだ野球部など、運動部・文化部とも切磋琢磨しながら練習に励み、自分を大きく成長さ
せています。入学される皆さんにはそのような伝統も受け継いでほしいと考えています。
 さて、本校の教育目標は、「校訓である『立志』の精神に基づき、自らの志(使命感)を明確に持ち、将来、地域貢献
及び社会貢献のできる心豊かな人材を育成する」ことです。「立志」とは、自らの志を立て、失敗や挫折を恐れず、そ
の実現に向けて積極果敢に取り組むことです。そして、その目標を実現するための重点目標は次の三点です。
一点目は、「キャリア教育の充実」です。チャレンジグループ活動の目的は、10年後の自分の理想像をイメージした
とき、なりたい自分になるためには高校時代に何をやっておくべきかを考える進路探究です。皆さんに合格者登校日で
お願いした発展させたい興味関心からスタートします。具体的な流れとしては、社会の仕組みや課題を調査研究するこ
とによって自ら解決したい課題を発見し、より良い社会の実現に向けて、課題解決の方策を探究して提言をまとめます。
それに合わせてそのような学びを継続できる進路目標を設定します。目標を具体化することで意欲を高め、皆さんの夢
の実現のために自分を大きく成長させてほしいと考えます。
二点目は「人間力の向上」です。ここでは社会が求めている資質を学んでほしいと思います。具体的には、服装はもち
ろん、あいさつや返事、言葉遣いなど、高校生にふさわしい生活習慣や態度を身に着けることは言うまでもありません。
それに加え、他者への感謝や思いやりの心など豊かな心と表現力を身に着けてほしいと考えています。地域貢献、社会
貢献を行うためには人間的な魅力が必要です。皆さんには、社会が求める必要な資質を肌で感じてもらうためにも、講
演会や校外のボランティア活動などに積極的に参加して交流を行ってください。そして、人としてのより良い生き方を
模索してほしいと思います。
三点目は、「志を高く持ち、学ぶ意欲を向上させること」です。勉強は何のためにするのかというと、単に大学入試で
高得点を取るためだけのものではありません。自ら掲げた目標を実現するためです。高等学校で様々な教科科目を学ぶ
ということは、分析の視点を増やすことですから、自らの可能性を引き出すためにも、積極的に学んでください。また、
上級学校としての大学は、自分の設定したテーマを研究するところです。研究に必要な学力が身についているかを確認
するのが入試ですから、大学生活を充実させるためにも、基礎学力を身に着けておいてください。連続した過去ー現在
ー未来の繋がりの中で、未来をよりよく生きるためのヒントは、過去から繋がっている知恵や伝統にあると私は考えます。
教科書は先人の知恵や伝統を学びやすいようにまとめています。過去からの遺産を受け継ぎ、未来へとつないでいただ
きたいと思います。
五月には年号も「令和」に変わり新しい時代を迎えますが、これからの世の中は何が起こるか予測できないほどの不透
明な時代です。それを乗り切るための正解はどの教科書にも書いてありません。自分で考え、切り拓いていかなくては
なりません。本校で行っているチャレンジグループ活動は、自らの興味関心からスタートしますが、努力次第で将来の
自己実現に向けて大きく前進することも可能です。しかしそれは楽しいことばかりではなく、苦しい時も訪れるかと思
います。その時にどんなことを考え行動するかが将来に大きく影響すると考えます。
代々木競技場や東京都庁、倉吉市役所等を設計された建築家として有名な 丹下健三 さんは、「建築は才能ではなく
粘りだ」とおっしゃっています。天才と言われた建築家でさえもそう言わせているのは、センスだけではうまくいかな
いということであり、そこからどう粘って続けていくかが重要です。様々な課題を乗り越えることが成長することであ
り、皆さん全員が乗り越えるだけの資質を持っていますので、その力を活用できるように心を鍛えてください。そうす
ることにより未来は大きく広がります。皆さんの意欲的な取組により、三年間で大きく成長されることを心から期待して
おります。
最後に、本日、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様、お忙しい中、新入生のために激励をお寄せいただき、誠にありがと
うございます。また、ご出席くださいました保護者の皆様、本日、確かにお子様をお預かりいたしました。私たち教職
員は、皆さんのご期待に添えますように精一杯取り組ませていただきますので、ご理解・ご協力を賜りますようお願いい
たします。ご臨席いただきましたすべての皆様に重ねて感謝を申し上げ、式辞といたします。

平成三十一年四月八日
                 鳥取県立倉吉西高等学校  校長 稲毛  靖