学校長日誌

学校長日誌
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2019/10/31

校長室より (ご挨拶)

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 倉農(そうのう)のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

本校は、明治18年に開校し今年で創立134年を迎えました。数々の先輩達が巣立ったこの学び舎は今も当時の面影を残しつつ、時代と共に変化を遂げてきました。緑に囲まれた23haの校地にはヒマラヤ杉をはじめ千本以上の木々が生い茂っています。
 生徒達は、この恵まれた環境の中で校是「國本」「進徳修業」のもと日々勉学に部活動に寮生活に取り組んでいます。農業を学び農業で学ぶ、農業を通して様々な生命からその尊さを実感し、そしてその生命に生かされていることを知り、生徒達は逞しく育っています。

学科
「生物科」・・・畜産コース、園芸コース
「食品科」・・・食品コース、流通コース
「環境科」・・・森林・土木設計コース、フラワー・ガーデンコース

3学科で構成されており、教育目標として、農業教育をはじめとして、あらゆる教育の場において豊かな感性を育て、基礎基本を大切にして知の修得に努め、自らの可能性を信じて不断の努力を惜しまない生徒の育成を図るとともに、地域社会に貢献できる人材の育成を目指しています。


『目指す学校の姿』
・入学したい学校。入学してよかった学校。未来につながる学校。
・地域から愛される学校(「この地に倉農があってよかった」と言われる学校に)


倉吉農業高校のミッション
~農業生産から農業をベースにした食料、環境、福祉まで~
①  鳥取県の農業を支える将来のスペシャリストを育成すること
②  「地域」を支える人材を育成すること
③  地域への発信、地域の拠点となること
④  地域環境の保全、地域文化の継承をしていくこと


今年度の重点目標
① 基礎・基本の定着と学力の向上
② 基本的生活習慣の確立
③ 地域連携と特色ある教育活動
④ 進路意識の向上と進路保障
⑤ コミュニケーション能力の向上
⑥ 業務改善の取組


鳥取県立倉吉農業高等学校 
第39代校長 河本 達志


16:43 | 投票する | 投票数(10) | コメント(0)
2019/03/29

【校長室】校長室から 48 (最後の挨拶)

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太子が丘の桜がほころびはじめ、新しくなった「まず健康」の標柱がますます映えるようになってきました。やがて満開になり、新しい仲間や生徒たちを迎える準備が整いつつあります。
3月29日、いよいよこの日がやってきました。正式には3月31日ですが、3月末は土日となるため、学校に勤務するのは今日が最終日です。今日の午前中に山本県教育長から退職の辞令をいただいてきました。5年間の校長としてのつとめが終わります。

この5年を振り返ると、本当に多くのことがありました。
平成27年11月11日には創立130周年の記念式典を倉吉未来中心で挙行し、多くのみなさまにおいでいただき盛大な式典になりました。平成28年10月21日14時7分には震度6弱の大きな地震に見舞われ、校舎に大きな被害を受け、生徒たちはグラウンドに全員が緊急避難しました。すべての生徒を自宅に見送ったのは午後9時を回っていました。余震が続くなか、歴史上初めて祥雲寮を完全に閉鎖し、生徒たちを迎えるまで5日間ほど要しました。図書館の本はすべて書棚から飛び出し、また理科室では実験器具が散乱していました。教務室や事務室、校長室も同様です。そこまでの被害でしたが、学校を休校にしたのはわずかに一日。全職員の力と、ボランティアで学校に駆けつけてくれた生徒や保護者のおかげです。「チーム倉農」の力が発揮された瞬間でした。

この欄では書き切れないほど、たくさんの出来事がありました。そのなかでも特に校長として感じたのは、本校の生徒たちの成長ぶりです。本校では本格的な農業実習を行います。実習は、校内はもとより校外に出かけた実習も数多く体験します。また寮では集団での生活を経験します。他の学校では決してできないことが本校では普通にあり、そのひとつひとつが生徒たちをしっかり成長させています。その活動が報道で数多く取り上げられ、生徒たちの自信につながってきました。また、みなさんからはたくさんの感謝の言葉もいただき、生徒たちの自己肯定感を育んでいます。
授業改革に取り組み続けた結果、今では生徒たちの授業に取り組む姿勢が、明らかに以前より変わってきました。「わかる喜び、できる楽しさ」を感じられる授業づくりのために、先生方も生徒たちのために一所懸命です。
おかげで倉吉農業高校は変わってきたという声をたくさんいただくようになりました。「チーム倉農」で、全教職員で取り組んできた成果だと思います。

私の後任には河本教頭先生に昇任いただきます。5年間にわたり一緒に汗して学校づくりに取り組んできた教頭先生に次の校長になっていただくことは、私にとっては最高の喜びです。さらに学校を魅力のあるものにしていただけると思います。

「國本」という本校の校旗に刻まれた言葉のとおり、農業ほど大切な産業はありませんし、農業の担い手を育てることはもちろん、農業をとおして生徒たちを大きく成長させることができます。倉吉農業高等学校はキラリと光る学校として、今後も鳥取県教育の一翼をしっかり担っていきます。

終わりになりましたが、これまで多くのご声援をいただき、多大なご支援いただいた数多くのみなさまに感謝申し上げ、今後も倉吉農業高等学校のために力を貸していただくことをお願いして、私の最後の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。
そして、さようなら。


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2019/03/22

【校長室】 校長室から 47  (最後の終業式)

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平成31年3月22日(金)、平成30年度の終業式を行いました。
終業式では初めて校歌を4番まで歌いましたが、生徒全員が大きな声で歌うことができました。かつてなかったことですが、今では見事な校歌斉唱になっています。昭和の初めにつくられた河本緑石先生の校歌はしっかりと後輩たちに歌い継がれています。
式辞では、この一年を振り返り、生徒たちの活躍をたたえ、1,2年生も新たな歴史を作ってほしいという言葉を贈りました。
離任式では8名の先生を送りました。ともにこの学校を支えていただいた先生方です。一言一言の重たい言葉を聞き洩らさまいと、生徒たちは真剣に聞いていました。本当に素晴らしい生徒たちです。
そして私自身の退任式となりました。何とか涙をこらえようとしましたが無理でした。この前の卒業式から私の涙腺はゆるみっぱなしです。
私は人生の半分の30年を倉吉農業高校のために働いてきました。私は倉吉農業高校が大好きです。その大好きな倉吉農業高校に入学したいと目指してくれた生徒たちが大好きです。その生徒たちが真剣に私のほうを見ている姿に、涙があふれて止まりませんでした。
そのあと校長室に帰っていたら、教頭先生から写真を撮るので体育館に来てほしいと依頼がありました。さっき写真は撮ったのになぁと思いながら体育館の扉を開けると、なんとステージには生徒全員と先生方の姿が…。僕の人生で最大のサプライズでした。目に飛び込んできた光景は一生忘れることはないと思います。みなさんの拍手で迎えられながら、全員で記念写真を撮りました。涙があふれてきました。誰もいなければきっと大泣きをしていたことだろうと思います。心の中はどしゃぶりでした。
本当に素晴らしい生徒たちや先生方に恵まれた校長生活でした。至らぬところも多かったろうに、みなさんに支えられながら5年の任期を終えました。次の校長先生が、さらに魅力的な倉吉農業高校にしてくれると思います。
みなさん、本当にありがとうございました。
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2019/03/03

【校長室】 校長室から 46 (私の最後の卒業式)

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3月1日金曜日、朝から晴れ渡った青空のもと、平成最後の卒業式を挙行しました。卒業生は全部で75人。そう多くはないのですが、とても心のこもった卒業式でした。式には山本仁志県教育長にもご参列いただきました。今年度は何度も生徒を連れて県庁を訪問させていただき、生徒へのねぎらいや激励の言葉をいただきました。卒業生たちは喜んだろうと思います。
そして、この3月末で退職を迎える私にとっては最後の卒業式です。各科の代表生徒への証書の読み上げのときには涙声になりそうでした。そのあと、ひとりひとりに卒業証書を渡しましたが、みんながとても素敵な笑顔を見せてくれました。最高の笑顔です。いつまでもこの笑顔を忘れないでほしいと思います。
私の式辞の後、本校同窓会進修会吉田会長からの祝辞の最後に、私のことに触れていただき、38年にわたる労苦をねぎらって皆さんで拍手を贈りましょうと、会場全体から拍手をいただきました。そのときには涙があふれそうでした。
卒業生代表の答辞では、「倉吉農業高校で学んでいることは社会に役立つことである」、「この学校で先生方に出会わなければここまで成長することはできなかった」など、多くの感謝の言葉をいただきました。そして「短い高校生活で自分を磨いてほしい」と後輩たちへのエールもありました。心のこもった答辞でした。
式辞でも触れましたが、倉吉農業高校は日本一の農業高校だと言えるようになりました。今ではとても勢いのある学校だと思っています。これも生徒たちのおかげ、先生方のおかげだと感謝しています。

30卒業式式辞.pdf
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2019/02/21

【校長室】 校長室から 45 (校長室のクマ)

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校長室にはクマがいます。もちろん僕のことではありません。
北海道鶴居村から平成元年に贈られたもので、30年間ここで生活をしています。その間に校長は8人入れ替わっていますが、クマはずっといます。僕も校長が5年になりましたが、いつも校長室でクマと二人(?)きりです。
あえて入り口に顔を向けているので、入ってこられたお客さんがびっくりされます。たまに悲鳴を上げれる方もいますが、すぐに仲良くなられます。かつて幼稚園の子どもたちが来たことがありますが、何人もクマに抱きついて遊んでいました。愛嬌もあるようです。牙や爪は恐ろしいものがありますが。
あえて写真を載せません。ぜひ校長室においでください。クマと一緒にお待ちしています。
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