学校長あいさつ

 第29代校長 福光 浩


 和3年度になり、本校は創立113年目を、私は校長2年目を迎えました。昨年度は、新米校長として目の前の仕事で手一杯でしたが、今年度は少し視野を広げて、昨年度の反省を生かしながらより良い学校づくりに取り組んでいきたいと考えていますので、引き続きご支援やご協力をお願いいたします。
 年度当初の職員会議で、「令和3年度の重点目標」を提示しました。その一つに「授業改善による思考力・判断力・表現力の伸長」を掲げましたが、「授業改善」の具体的な方策として、以下の4点を考えています。
 1 探究的な授業の研究・推進
 2 全教科での全教職員によるICT活用教育の研究・推進
 3 国際バカロレア教育認定に向けた準備とその成果の還元
 4  探究学習の充実
これらの取組については、学校HP等を通じて随時お知らせしていきたいと思いますので、どうかそちらをご覧ください。こういった新しい活動を通して、生徒たちが大学入試や社会で必要となる思考力・判断力・表現力を身につけてくれることを期待しています。
 しかし、それだけでは真の学力は身につきません。これまで行ってきた、基礎基本となる知識をコツコツと暗記し、先生方の説明を真剣に聞き、一人で真摯に問題と向き合うといった学習が土台となることには変わりありません。そういった地道で目立たない学習を大切にしながら、その土台の上に新しい取組を重ねていきたいと考えています。1年前にこのあいさつの中でお話しした「不易と流行」のバランスのとれた学習が、これまで以上に大切になってきます。生徒の皆さんには、この点を肝に銘じて、日々の学習に取り組んでほしいと思います。
 東京オリンピックが近づき、現在までに鳥取県出身の4名の選手が出場権を獲得しています。数年前まで県内の高校生だった彼らが、日本を代表して世界と戦うアスリートに成長したことを誇らしく感じると同時に、彼らの日々の練習や日常生活での鍛錬に思いを馳せると、高校教育に携わる者として背筋が伸び、勇気が涌いてきます。本校でも、生徒一人一人が視野を全国や海外に向け、自分の立てた目標を達成するために誠実な努力を継続できるよう、学校一丸となって日々の指導を行っていきたいと思います。

令和3年4月 倉吉東高等学校長 福光 浩                           


 
■学校長より
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2020/12/28

2020.12.28 校長室より

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令和2年もあと数日を残すのみとなりました。あらゆることが新型コロナウイルスの影響を受け、思いどおりにいかない1年でしたが、生徒の皆さんは、学習・部活動・学校行事、そしてそれぞれの日常生活の中で、やるべきことを正しく認識し、真摯に全力で取り組んできました。全員が100%満足のいく結果を得たわけではありませんが、こんな状況だからこそ、やり遂げたイベントや残した実績には例年以上の価値があります。どうか、自分のやってきたことに自信と誇りを持ち、この経験をこれからの人生での財産にしてください。
保護者の皆さんには、先の見えない状況の中、学校とベクトルを合わせながら、生徒たちを心身両面で支えていただくと同時に、様々な教育活動にご協力をいただきました。この場を借りて感謝申し上げます。
令和3年もまだまだ新型コロナウイルスとの闘いが続きそうです。不安や心配を完全に払拭することはできませんが、学校として安心・安全を第一に、できる限りの教育活動を実施していきたいと考えていますので、生徒の皆さんの積極的な取組と保護者の皆さんの一層のご支援をお願いします。
生徒・保護者・教職員の皆さん、この1年本当にありがとうございました。令和3年が皆さんにとって実り多い年になることを願っています。どうかよいお年をお迎えください。
                                     令和2年12月28日 校長 福光 浩
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2020/08/01

2020.8.1 校長室より

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校長に着任してから4か月が経ちました。4月当初の慌ただしさはやや収まりましたが、新米校長には毎日が新しいことの連続で、バタバタと落ち着かない日が続いています。
今年度の3分の1を過ぎ、8月が始まるこのタイミングで、私自身の反省も含めて、ここまでの学校の様子を振り返ってみようと思います。

1 新型コロナウイルス感染症
昨年度末から世界中を混乱に陥れている新型コロナですが、本校でもマスクの着用やこまめな手洗いはもちろん、生徒の健康観察や施設の消毒など、色々な対策を取ってきており、新型コロナが学校に与えた影響は他県に比べるとかなり小さいと思います。しかし、鳥取県内でも警報が発令され、不安や緊張感が徐々に高まってきました。安心・安全を最優先に、今後も細心の注意を払って学校運営に取り組んでいきたいと思います。

2 臨時休業・分散登校
4月27日~5月6日は全県での臨時休業、5月7日~26日は本校では分散登校を行いました。約3週間の分散登校中は、2学年が登校し、1学年が自宅学習を行いました。幸い5月27日以降は一斉登校・一斉授業が可能となっていますが、今後予想される第2波に備えて、ソフト・ハード両面での準備を進めているところです。

3 ICTの活用
臨時休業・分散登校期間中、多くの生徒がスマホやタブレットを使って学習に取り組みました。ZoomやGoogle Meetを使ったオンライン授業や Google Classroomによる課題配信、あらかじめ作成した動画配信などを行いましたが、まだ改善の余地が大いにあると感じています。現在、生徒・保護者・教職員を対象に行ったアンケートを分析し、各教科で第2波に備えた活用方法を検討中です。従来の授業にICTの利点を取り入れ、コロナ後も見据えて、一人一人の生徒に最も適した学習を提供できるよう努力していきたいと思います。

4 学校行事の中止・延期
応援歌練習にはじまり、多くの行事が中止・延期されてしまいました。それぞれの行事には目的があり、それを通して生徒が成長できることを考えると、いくつかの行事を実施できなかったことは本当に残念です。そんな中、先月、規模を縮小しながらも学園祭を実施できたことは大きな喜びでした。今年の学園祭は全ての内容を感染防止の観点から見直すことが求められ、実行委員を中心に生徒たちは、わずかな期間で企画を立て、マニュアルを作り、準備をし、実行しました。私自身が一度は諦めかけた学園祭を、本校の生徒たちが立派にやり遂げてくれたことを誇りに思うと同時に、この経験が彼らの今後の人生の財産になってくれることを願っています。

5 定時制
定時制は4月27日~5月6日は臨時休業の措置をとりましたが、それ以外は一斉登校を行うことができました。またアルバイトをしている生徒にも大きな影響はなかったようです。しかし、遠足や定通総体などの行事が中止となり、生徒たちにはやや物足らない学校生活だったかもしれません。そこで企画されたのが「定時制サマーフェスティバル」、映画鑑賞・竹細工・七夕祭りなど手作りのイベントを通して、生徒たちの楽しそうな表情を見ることができました。8月18日に生徒のみんなに再会できるのを楽しみにしています。

先の読めない不安定な状況が続きますが、今後も安心・安全を確保しながら、できる限りの教育活動を継続していきたいと考えていますので、皆さまのご理解とご協力をお願いします。                                               
                                    令和2年8月1日 校長 福光 浩


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2016/01/04

2016年 年頭雑感(3) がんばれ! 中学生

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(2)より続く

本校の3年生同様、志望校合格を目指して奮闘している中学生の皆さんにもこの場を借りてエールを送りたいと思います。


昨日の箱根駅伝を連覇した青山学院大学も、世界最高得点をマークした羽生選手も、テニスの錦織選手も、南アフリカを破った日本ラグビーチームも、決して今の自分に満足することなく、自ら進んで厳しい道を選んだのだと思います。高い目標を持ち、私たちの想像をはるかに超える練習を積んできたからこそそこに到達したのです。

もちろん彼らの残した結果はすばらしいものですが、それにも増して私が感動するのは、「勝利」という事実(結果)ではなく、目標達成を目指して積み上げられた「努力」とそれによって培われ、磨かれたたであろう彼らの「人間性」そのものです。


皆さんこそ未知の可能性に溢れています。現状に甘んじることなく、敢えて高い目標を設定し、それに向かって努力することが自分を高めること、成長につながります。最後の一瞬まであきらめることなく努力を続けてください。結果というよりむしろそうした積み重ねこそが自分の財産となるのです。そしてそれが次へのステップにつながるのです。

(自ら進んで厳しい状況に身をおくことは大変勇気のいることですが、本校にはそうした「志」を持つ友との出会いが待っています。・・・ちょっと背伸びして、がんばれ!中学生! Good luck!!


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2016/01/04

2016年 年頭雑感(2) チャレンジするということ

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現在教育改革が進行中で、特に「高大接続」という点に関しては、大学入試改革とも関わっており、多くの方が興味関心のあるところだと思われますが、それについてはまた別の機会に譲るとして、実は、国の考える「これからの時代を生きる人たちに必要とされる資質・能力」の中に、「果敢に挑むチャレンジ精神」が挙げられていることをご存知でしょうか?一定解の存在しない難問に直面するだろうこれからの時代(社会)を生き抜くためには、十分な備え(基礎・基本)を持って、失敗にめげることなく、難題に対して果敢に、繰り返しチャレンジしていく精神性が必要だと考えられているのです。


しかし、そうした強い心は、すぐには育ちません。実際、今のままでいることが誰にとっても楽だからです。これまで問題なくやってきたことを繰り返せばいいだけで、とりたてて緊張感を強いられることがありません。こうした「快適」な生活から自ら抜け出すことは大変難しいことだと容易に想像がつきます。

 

一方、学校は教育の場ですから、生徒一人ひとりを(学力的にも人間的にも)成長させることが責務です。本校では、授業・総合学習・学校行事・部活動等を通じて、自らの成長のためにチャレンジすることがいかに重要かを感じられる機会を数多く準備しています。例えば、将来の大学志望校選定に当たっても、1年生や2年生には現在合格可能性の高い大学ではなく、1,2ランク厳しい大学を目標にするよう指導しています。それが自分を一層高めることになるからです。大切なのは、自分を高められる目標を設定し、その目標に向かって日々努力することです。(もちろん「正しい目的」が大前提であることは言うまでもありません。)


本校には「快適主義」から抜け出せるよう引っ張る教員集団とそうした生徒の背中を押してくださる保護者の方々、不安と緊張を共有し互いに励まし合える仲間が存在していると思います。

 (3)へ続く


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2016/01/04

2016年 年頭雑感(1) ご挨拶

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あけましておめでとうございます。いつも本校教育にご理解ご協力をいただき感謝いたしております。今年がどうか皆様にとってよい年になりますようお祈りいたしております。(年末雑感も1話だけで年明けを迎えてしまいましたので、「年頭雑感」とタイトルを変更しました。)

 

さて、本校では、今月16,17日のセンター試験に向けて、年末年始も3年生の多くが教室で勉強(自学自習)に励んでいます。大晦日には、近年恒例となった「蕎麦屋」が店開きし、多くの卒業生が手伝いと激励に訪れてくれました。(その様子はこちらをご覧ください。)世間は、クリスマス、大晦日、正月・・・と様々な行事であふれているこの時期、一方で日々決まった時間に机に向かう生活を送る生徒たちの陰には保護者の皆様の深いご理解があることを感ぜずにはいられません。ありがとうございます。


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