法勝寺中学校は、南部町の旧西伯町の唯一の中学校として創立されました。 校区にある小学校は西伯小学校です。
校区である西伯地域は日野川水系の法勝寺川と東長田川が法勝寺地区で合流し、
古くは宿場町として栄え、集落が流域を中心に分布しています。幹線道路として
国道180号線が地域の中央を南北に走っています。
北は米子市と接し、南は日南町、東は伯耆町、西は島根県安来市と接しています。
豊かな自然環境に恵まれ、歴史的・文化的な遺産も数々あります。
典型的な農山村に加えて、近年では工業団地に企業が誘致されるだけでなく、
住宅団地もつくられ米子市のベッドタウンの面も見せています。
春には法勝寺川土手のさくらが有名で、この時期に伝統的な民衆芸術である
「一式飾り」も行われます。
また、上長田地区にある「緑水湖」周辺は一年を通じて自然とふれあえる
自然公園としての整備が進んでいます。
法勝寺川の桜並木を眺める高台に本校は位置しています。
すぐ近くには毛利・尼子の合戦で知られる法勝寺城址があります。
春の桜の季節には、生徒たちが桜の花のトンネルをくぐって登校してきます。