浜坂地区にある「浜坂郷土誌編集委員会」の皆様が3年生を対象とした浜坂探検のコースをつくってくださいました。
この日はいい天気に恵まれて3年生が探検に出かけました。
児童の安全を見守るため、浜坂地区青少年育成協議会の皆様も同行してくださいました。
三密を避けるために、3クラスを4グループに分けて13の見学先をローテーションする方法をとりました。

浜坂橋の上で浜坂地区全体を見渡します。浜坂小学区が建っている場所には江戸時代まで代々山という60mくらいの山がありました。この山を切り崩した土砂を使って現在の袋川の堤防が築かれています。

弁天神社です。昔はこの辺りを千代川が流れており、弁天神社は島としてありました。力石や大聖歓喜天という夫婦円満・子宝の神様も見どころです。

犬塚です。昔、浜坂村にあった橋が流され、村人が橋を再建するために犬に募金箱のようなものを下げ、寄付を募ったそうです。おかげで立派な橋ができました。人々はこの犬が死んだときに、感謝の意をこめて犬塚を立てたそうです。

大応寺ですお堂の中には3mもある大きな観音様がいらっしゃいます。
鳥取県東部では例のない大きさとのことです。
ほとんどの子が初めて見て大きさに驚いていました。

但馬街道と十六本松の分かれ道に六地蔵がおられます。
いつも子供たち、浜坂の安全を見守ってくださっています。

浜坂神社にやってきました。
昔は今の鳥取ゴルフ場の辺りに海の神様としてあったようですが、現在は今の位置に五穀豊穣の神様としてあります。

浜坂には豊かな湧水が流れています。
昔はここで飲み水を汲んでいたそうです。

浜坂小学校の裏にきました。
ここにはグライダーの演習場で訓練を受ける人々の宿舎があったということです。
その他、冬になるとスキー場になっていた浜坂スリバチのことなどを教えていただきました。
今年はコロナの影響で年度末の探検となりましたが、次年度は早い時期に探検をし、それを元に自分たちで学習を深めるような取り組みをしていきたいと思います。
この探検に向けて、浜坂地区郷土誌編集委員会の皆様には何度も説明の内容を検討してくださいました。また、当日の提示資料の準備、リハーサルと大変な時間をかけて準備をしてくださいました。本当にありがとうございました。
また、浜坂地区青少年育成協議会の皆様には児童の見守りをしてくださいました。
本当にありがとうございました。