令和4年度 福生中学校校内研究について
1 研究主題
「多様性を認め合い、自ら学び、自ら考えることのできる生徒の育成」
2 主題設定の理由
これから生徒たちが参画していく社会は、急速な情報化や技術革新が進み、生活や働き方など将来の変化を予測することが困難で劇的に変化し続ける社会であると予想される。そのような予測困難な近未来を生き抜くために必要な力として、以下の3つの力が必要であると考える。
・他者とつながる誠実な力
・人とつながり、協働しながら多様な他者に学び、新たな価値を見いだす創造力
・自ら学び、自ら考え、自分自身を調整し、自律して学び続けることができる力
これまで本校では自分の思いや考えを相手に伝え、仲間の思いや考えを受け止める表現力やコミュニケーション力の育成を重点的に取り組んできた。取り組みを重ねる中で、全校生徒の8割以上が「わかりやすい伝え方になるよう意識している」「相手が伝えたいことを正確に聞き取れるよう意識している」と答えている。自らの学びを深め、広げ、新しい価値を見いだすために、こうした他者との関わりは不可欠であるため、自分の思いや考えを相手に伝え、仲間の思いや考えを受け止める力を育てる活動は継続して取り組んで行きたい。また、今まで培ってきた表現力、コミュニケーション力を礎とし、今後自ら学び続け、思考、判断できる力をさらに伸ばして行きたいと考え、今年度の研究主題を「お互いの多様性を認め合い、自ら学び、自ら考えることのできる生徒の育成」とした。以下の3つの部会が相互に連携しながら、それぞれの取組を進めていきたい。
3.研究推進の組織と具体的な取組
「お互いの多様性を認め合い、自ら学び、自ら考えることのできる生徒の育成」のため、以下のような研究組織のもと、取組を進める
