児童・生徒の健やかな成長と小・中学校教育の推進を願う保護者と教職員の組織としてのPTA
保護者の皆様の中には、「母親委員って何をしているの?」「どういう役なの?」と、思っておられる方も多いと思います。そこで、簡単に母親委員について説明をしたいと思います。
母親委員は市内のどの中学校にもあります。年に2~3回、委員が集まって「母親委員会」を開催しています。そこでは、各中学校で母親委員が取り組んでいる活動や子どもたちの様子などについて情報交換したり、研修会を行ったりしています。
学校によって母親委員の活動は様々です。ほとんど活動をしていない学校もあるようですし、食育を推進したり、保護者合唱のような取り組みをしたりしている学校もあります。
しかし、本来は市内の学校で大きな問題が起こった時に、その解決に向け市長や市教育委員会などの機関と連携を図り、市内の全中学校PTAの意見をまとめ、提出するという大切な役目があります。幸いそのような問題は今まで起こっていないようですが、今後のためにも必要な組織です。そこで、いざという時に迅速に対応し機能するよう、各中学校のPTA会長、母親委員が継続して交流を深めています。
以前は、小学校にも母親委員会がありましたが、学校数が多いこともあり、とりまとめが難しいなどの理由もあり、なくなってしまいました。中学校の母親委員会でも、廃止してはどうかという意見がありましたが、上記の役割を大切に考え、存続させていくことになりました。
なかなか表には見えにくい活動のため、保護者の皆様にはわかりにくい面もあると思いますが、今後とも皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
(文責:福部中学校 母親委員 山根貴世子)
鳥取県PTA協議会