3年生が理科の授業で、風船を使った探究活動を行いました。
地上から段ボールと風船を落下させると、別々に落とすと段ボールのほうが速く落下するのに対して、段ボールに風船を重ねて落下させると同時に落下するのはなぜでしょうか?
この課題を解決するために、各班で仮説を立てて実証実験を行い、発表をしました。
①段ボールと風船の大きさを変えたり、空気抵抗や慣性の法則を利用し、実験した様子を動画で撮影して発表。
②ダンボールに穴を開けたり、煙を使った実験で空気の流れを動画で撮影して、わかりやすく説明して発表。
このように、ある課題に対して様々な見通しを立てて実証して「こうではないか?」(仮説)または「こうではないから、こうではないか?」(消去法)と結論を導き出す探究活動が理科・科学の世界ではとても大切な考え方です。
そして、実証実験をタブレットで撮影し、皆の前で分かりやすく共有できるというICTを活用した授業を展開できるのも、理科の授業の魅力のひとつでもあります。


