日誌

校長日誌
2017/04/07

平成29年度入学式式辞

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 桜の花も咲き始め、花の香りが少しずつ学校にただよい、新入生の皆さんをそっと包み込み、前途を祝してくれているようです。この良き日に、PTA会長様をはじめ、多くのご来賓の方々のご臨席を賜り、入学式を盛大に挙行できますことを、高いところからではありますが、厚くお礼申し上げます。「ありがとうございます。」
 さて、今日のよき日にご入学を迎えられました皆様、
 「ご入学おめでとうございます。」心よりご入学をお祝い申し上げます。

 これからスタートする新しい学校生活に、「期待と不安」が入り混じった気持ちで胸がいっぱいのことだろうと思います。しかし、それよりも何よりも、皆さん一人一人が本校への入学を決断されるまでに、いろいろ悩まれ、家族や友達、多くの方と相談されながら本校への入学を決められたことと思います。皆さん一人一人のその思いや願いをしっかりと受け止め、本校教職員が一丸となって支えていくことをお約束したいと思います。
 入学にあたり、2つのことをお話したいと思います。
 一つ目は、「見えないものを見る力をつけてほしい」と思います。夏の王様と言えば「スイカ」を私は思い浮かべますが、スイカはつるを四方八方に長くはわせながら葉っぱをつけ花を咲かせて、実をつけます。つるは2mほど広がって伸びていきます。では、スイカの根はどうなっているでしょう。実はスイカの根も水分や養分をとろうと同じくらい伸びているのです。たくさんの栄養を吸収しようと伸びているわけです。皆さんも知っている相田みつをさんの詩集「人間だもの」の中にこんな詩があります。
 「花を支える枝 枝を支える幹 幹を支える根 根はみえねんだなあ」
 私たちは色合いのきれいな花、香りのよい匂いを放つ花に関心がいってしまいます。桜を見ても花の話題となりがちですが、その桜が暑さ寒さに耐えて何十年とその美しさを魅了させてくれるのは、その根のすごさにあるのではないかと思うのです。
 昨年はパラリンピックが開催され、日本選手も多くのメダルを獲得し、活躍しました。しかし、そこには一人一人が自分の力を高めるための隠れた厳しい努力を積み重ねてきた結果であると思います。練習を休まず、手を抜くことなく続けてきたことによるものです。メダルを取る取らないは別として、その人の考え方や生き方を知ることや気づくことが大切であると思います。

 二つ目は、「希望をもって前に進むこと」です。本校の卒業生で、以前働いておられたのですが、途中で視覚障がいとなり、盲学校へ入学されました。その方が作文コンクールに自分の作った詩を応募しました。この詩の中に、こんな文章があります。
「突然どしゃぶりの雨 視界を失い立ち止まる 雨宿り先も見つからないまま ただ立ち尽くすだけ どこに向かっている この先にいったい何がある 誰にも行き先はわからない ・・・ 一歩一歩 歩き出す 真っ直ぐに延びる イエローライン」
 イエローラインとは「黄色い点字ブロック」のことです。毎日点字ブロックをたどって登下校をしながら過去の絶望と未来への希望を表した詩です。この歌詞に曲をつけてもらい、現在ではFM山陰ラジオ放送で時々流されています。
 見えづらさがあり、学習したり移動したりするには困難さがあります。誰かの手助けが必要です。だからと言って、いつもそばに誰かにいてもらわなくてはいけないという甘えがあっては、自立していくことはできないのです。自分自身に対しても厳しさをもち、できることを力一杯取り組んでください。自分の良さや長所を見つけ、伸ばしていき、希望や夢に向かって前に進んでいただきたいと思います。

 終わりになりましたが、入学生の保護者保証人の皆様、ご入学おめでとうございます。
 本日より鳥取盲学校生徒として、全教職員で
一人一人が自立し、生きる力を高めていく教育実践を進めていくことを心新たにして取り組む所存であります。
 どうぞ本校の教育力をご信頼いただき、学校とともに生徒達を支えていただきますようお願い申し上げます。
    

平成二十九年四月七日
 鳥取県立鳥取盲学校長 竹信純一



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2016/04/07

第1学期始業式校長挨拶

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進級おめでとうございます。
 今日から学校が始まりました。この時を迎えて、今皆さんはどんな気持ちになっていますか。特別支援学校合同文化祭でステージの上に立って、いよいよ私たちの出番がきたぞという時の、「ドキドキワクワク」するのと同じような気持ちになっているのではないでしょうか。今年1年の目標をたて、「よ~し、この一年間、がんばるぞ」と、心の中で抱いていることと思います。
1学期から様々な活動があります。職場見学、治療院見学、現場実習、中盲連山口大会、弁論大会、他校との交流学習、部活動など、多くの活動が予定されています。これらの活動を通して自分の進路決定への足掛かりとしたり、自分自身の考えを深めたり、友達の輪を広げたりすることができます。
さて、今年度は「つながる」という言葉をキーワードとして取り組んでいこうと思います。皆さんが様々な活動を通してつながったり、交流校の友だちとつながったり、地域の方々とつながっていってほしいと思います。「いろいろな人と関わること」で多くのことを学ぶことができます。その人の見方や考え方にはいろいろあること、興味関心も様々であること、学習のやり方も人により違っていることなど、自分の考えが広がったり、自分を見つめる中で、自分自身のあり方をカイゼンしていくことにもなります。相手のよいところに気づき、見つけることで、自分をみつめてほしいと思います。このことを継続することが自分を磨いていくことになると思います。
ぜひ、多くの人と関わりをもってください。そして1年後、1人1人がどのように成長したのか、楽しみにしたいと思います。
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2016/01/13

第3学期始業式校長挨拶

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 あけましておめでとうございます。
 今年の干支と言えば、どんな動物ですか。(さる)そうですね。「さる」という
動物について少しお話しますと、猿は木の上を飛び回ったり、枝から枝へすいすいと移動したりと、とても動きが活発な動物という印象を持ちます。こんなことから、「申」年生まれは、明るく付き合いが得意で活発であるとか、猿は森の奥深くを支配する神様であるという考え方から、注意深く心を働かせて考え、確実性を大事にするのが特徴であると言われているそうです。 
 今年は皆さんが、いろいろな場所で元気よく運動したり、様々な場所で
体験を重ね、そこから多くのことを考えながら学ぶ一年であってほしいと願っております。

ところで、佐藤一斎という名前を耳にしたことはありますか。今から250年ほど前の江戸時代の儒学者で、幕府直轄の昌平坂学問所のトップ、今でいうと大学の学長をとつめた方です。この人は自分の人生の40年あまりかけて本を書かれました。それが「言志四録」ですが、その中にこんな言葉があります。
  
  春風をもって人に接し、秋霜をもってみずからをつつしむ。

 春風のなごやかさをもって人に応接し、秋霜のするどさをもって自らを規正する。もう少しやさしく言い換えると、「北風と太陽」の太陽のように人に温かく接し、自分をコントロールするときは、秋の霜のように
厳しさをもって行いなさいということです。
今年も多くの出会いがあると思いますし、自分から進んで人に関わっていってほしいと思います。そのかかわりの中から多くのことを学んでほしいと思います。一方で今年自分でこんなことをやろうと決めたことは、人が見ていようと、見ていなくても、やってほしいと思います。やりとげた自分をほめるのは、「自分」なのです。それが一歩の成長につながったことだと思うのです。
 児童生徒の皆さんだけでなく、私も含めて、先生方も自分の立てた目標に向かってがんばっていきましょう。
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2016/01/13

2学期終業式校長挨拶

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2学期は様々な行事や活動があり、とても忙しく、また充実した学期になったように思います。振り返ってみると、9月の体育祭、10月合同文化祭で舞台発表やポスター・ミニつぼ体験、11月には外部から講師をお招きしての学習(広瀬先生による触る教材体験)12月には山口先生による理療科講習会、音楽や美術などでも森本先生・石田先生などにお越しいただき、いろいろな作品づくりや楽器演奏などに挑戦しました。また地域の学校との交流、職場見学や実習など、働くことについて考えたり、働くために必要な力についてたくさんのことを学びました。それぞれの活動や学習を大切にして、真剣に取り組んでいる姿をたくさん見ることができて嬉しく思います。
 今日皆さんが受け取る通信書には、一人一人の成長が綴られています。少し紹介します。
 「どんぐりを使ってマラカスを作ったのですが、どんぐりの量を自分で決めて
  好みの音に調整をして、曲に合わせて演奏ができました」
 「中庭の地図づくりに関心を持ち、紙粘土で作った木を台紙に貼り付け、点字テープをつけ仕上げをしました。ソテツやかりんの特徴を覚えて、説明をすることができました。」
 「途中でうまくいかなかった時や苦しくなった時でも、励ましをうけながら
  最後までやりきる力がついてきました。」
 このように、できるようになったことや心の成長が見られました。
 さて、明日から冬休みを迎えます。家庭でも大掃除をしたり、新しい年の準備
で忙しくなります。ぜひ皆さんもできることを手伝ってください。また、健康管
理や交通事故などにはくれぐれも気を付けて、安全な生活を送ってください。
また、国家試験を受験する生徒は勉強に追われることと思いますが、しっかりと
力をつけてくれることを願っています。
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2016/01/13

2学期始業式校長挨拶

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今年の夏はとても暑い日が続きましたが、今日の皆さんの元気な姿を見て、とてもうれしく思います。夏休みには、学校でもオープンスクールや24時間テレビ~愛は地球を救う!~でイオンモール鳥取北店で募金活動や盲学校の理解啓発活動を行いました。この活動に皆さんも協力していただき、多くの皆さんにアピールすることができたことに感謝をいたします。「ありがとうございました。」また、盲学校のことを知ってもらおうと、岩倉小学校、宮ノ下小学校、日進小学校の子どもたちや保護者の方にも参加いただき、「盲学校見学ツアー」も行いました。夏休みにいろいろな体験をしてほしいとお話していましたが、2週間の補習授業、喫茶店での体験活動など、一人一人が充実した休みを送ることができたと思います。
 夏休みの間に工事が行われましたが、気づかれた人はいますか。玄関の前庭の点字ブロックやその周りがきれいにアスファルトで整地されました。また、高等部玄関前のスロープが真ん中に移動して、手すりもつきました。寄宿舎ではボイラー工事も行われました。少しずつですが、学校の環境が整ってきています。
 さて、2学期は一年の3つの学期の中で一番長い学期です。そして暑さも少しずつ和らぎ、過ごしやすい秋を迎えます。秋と言えば、「読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋」と言われますが、本校でも、9月には体育祭、読み聞かせの会、10月には合同文化祭が開催されます。学校でも一番の大きな行事となります。その発表に向けて練習を積み重ねて、一人一人が力を発揮していただきたいと思います。
 最後に、お話したいのは、ある高校3年生の男子生徒についてです。たまたま7月の日本海新聞の記事で読んだのですが、野球部に入部して甲子園を目指して練習していました。ところが、中学3年の時から視力が下がり、怖くてキャッチボールもできなくなってしまった。もう野球はできないと思ったけど、どんな形でも野球と触れ合いたいと思って、高校の野球部へ入った。寮からの自転車通学はできず、教科書も読めなかった。そんなつらい思いをしている時、野球部監督から「選手だけで野球をやるのではない。ノッカーをしないか?」と言われ、1日千球以上、バットを振った。ずるずるに皮がむけ、痛くて手で顔が洗えなかった。それでもチームや友達のためにがんばり抜いた。そのチームは甲子園へ出場することになりました。甲子園では太鼓をたたいて応援したそうです。
 
 自分がやろうと決めたことはやりきること、友だちのために自分ができることはなんだろうかと考え、コツコツと行動することを教えてくれたように思います。皆さんも、嫌なことから逃げないで、少しでも好きになるようにしてほしいと思いますし、あきらめず最後まで取り組んでほしいと思います。
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2015/07/24

第1学期終業式を行いました。

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1学期の児童生徒の姿の変容が通知表にたくさん書かれていたことを紹介しました。
  〇自分の出した答えがなんとなく納得できない時には、粘り強く最後まで考える姿勢が見
    られました。
  〇友達を意識して楽しくなる言葉を言って、活動を盛り上げてくれました。
  〇中盲連などの学校行事活動を通して少しずつ自分から発信できる場面が診られたり、
    点字技術の向上が見られました。
 始業式でお話した「自分で考え行動できる力」、「最後までやり抜くこと」が実践できるようになったことをうれしく思います。さらに、自分の力を高めるために取り組みましょう。
 夏休みを迎えて、日頃できないことに「チャレンジしよう」と話しました。絵、作文、俳句、音楽などの作品づくりや体験活動、地域の活動へ参加するなど、どんなことでもよいので取り組んでほしいと話しました。
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2015/06/29

第1回参観ウィークを実施しました

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盲学校の様子を見ていただく機会として、参観ウィークを行いました。来校者には地域の学校、ボランティア、福祉サービス事業所、保護者など、例年より多くの方々が来られました。学習の様子を見られた感想には、「静かに落ち着いて学習に向かっていましたね。」、「丁寧にわかりやすく授業をされていました。」などの感想をいただきました。これからも本校の教育をご理解いただけるように取り組んでいきたいと思います。
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2015/05/07

新緑の季節を迎えました

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 連休を終えて学校に来ると、木々の若葉がそよ風に揺れています。玄関前の梅の木をふっと見上げると、たくさんの実をつけているではありませんか。小中学部では梅ジュースなどを作りますが、今年はどんな料理をするのか楽しみです。

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2015/04/20

転任された先生が授業参観

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 新しく本校へ転任された先生に、盲学校の授業を提供して学んでいただく機会をもちました。本日から3日間、いろいろな先生の授業を見ていただきます。今年初めての取り組みですが、イメージをもっていただくとともに、これをもとに新しい授業スタイルを考えていただこうと思います。

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2015/04/14

高校生マナーアップ運動に参加

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今日から始まるマナーアップ運動に参加しました。鳥取駅前で高校生や県民に声をかけました。合わせて盲学校の理解啓発としてティッシュ配布も行いました。高校生たちから元気のよい挨拶が返ってくると、気持ちいいですね。
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2015/04/13

環境美化は大切です

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校地内を歩いていると、八重桜が花を咲かせ始めました。タラの芽もおいしそうです。
ところが木の下を見ると、あちこちにごみが・・・。上も下もきれいにすることが、大事ですね。
   
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2015/04/11

子どもの成長のとらえる

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年度初めには、1年間の身体の成長を把握するために身体測定が行われます。
本校でも視力検査をはじめ、様々な検査を通して、子どもの成長を把握して
います。
検査の様子

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2015/04/07

平成27年度 入学式を行いました

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寒さがぶり返した中での入学式となりましたが、新入生3名を在校生・教職員・来賓の方々みんなで温かく迎える式となりました。来賓の方々からは、「思いっきり学校生活を楽しんでください。」「夢に向かって頑張ってください。」などの激励の言葉をいただき、新入生たちは笑顔の中にもやる気がみなぎっているように見えました。
式場の様子

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2015/04/06

新任教職員オリエンテーションの様子

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始業式までに視覚障がいに関わる内容(点字・点訳・手引き歩行等)を研修していただいています。子どもたちがやってくるまでに少しでも多くのことを学ぼうと必死の姿が見受けられます。共に頑張りましょう。
研修の様子1    研修の様子2
            (アイマスク体験の様子)           (点字・点訳編集の説明の様子)                        

09:31 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2015/04/03

桜の花がもう満開 早すぎないかな?

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学校の桜の花ももう満開です。ソメイヨシノやしだれ桜も花が咲き誇り、昨日からの強風で入学式(4月7日)まで咲き続けてくれるか心配です。何と学校の敷地内には、たらの木が
にょきにょきと目を出し始めてきました。
桜の花の様子 桜の花の様子2
  (桜)                        (たらの木)

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