鳥取中央育英高校
Tottori chuo ikuei high school
 

校長挨拶

                                                                     

校 長 横 山 尚 登   
「革新こそ伝統」

 本校は、明治39年12月1日に私立「育英黌」として誕生し、幾多の苦難を乗り越え、今日まで百有余年の歴史を刻んできました。
 本校の創立者、豊田太蔵はペリー来航の3年後、安政3年に生まれ、幕末、明治維新の風を受けて「自ら為すべきことは何か」を真剣に考えた人でした。
 太蔵は、若くして八橋郡由良村の村長を務め、県議会議員も務めましたが、やがて、教育にその生涯をかけることになります。山陰地方初の私立中学設立の偉業を成し遂げたのは大正3年、太蔵58歳の時でした。
 昭和26年に県立へ移管された後も、創立者の大志は脈々と生き続け、鳥取中央育英高等学校となった現在まで約3万人に及ぶ卒業生を世に送り出してきました。私は、創立者の崇高な志と、長い歴史の中で醸成された誇るべき伝統を受け継ぐものとして、その重責を自覚しています。

 
革新こそ伝統。この言葉が新しい本校の伝統を切り開くキーワードです。本校は大変な歴史のある学校ですが、私をはじめ教職員が伝統を守らねばとの一心で受け身の姿勢となれば、学校は停滞せざるを得ません。本校は革新的な進化を遂げることによってのみ、その伝統を未来に進展させることが可能となる、と私は確信しています。
本校が革新的な進化を遂げるために、私は、教育課程の抜本的見直しを行います。生徒一人ひとりが高い志を持ち、進路目標を達成できるようにします。
 また、本校の校是である地域貢献のための人材育成を目指し、地域を探究する取り組みを行います。そして、大学や地元北栄町と連携して「地域探究から地域創造へ」という発展性のある研究実践を行いたいと考えています。
 生徒が探究的学習に取り組む中で、「自ら学ぶ力」を身に付け、地域の未来を切り拓く「高い志」を立て、本校卒業後は広い世界へ飛び立ち、やがて、学んだことを「地域創造」のために役立てる、そのような生徒像を思い描いています。

 
「革新こそ伝統」の考え方に立ち、本校教職員一丸となって挑戦しますので、ご指導ご鞭撻賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。