【本校舎】【黒坂施設】
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校長あいさつ

 平成30年4月1日に着任しました。入学式式辞の掲載で着任のあいさつといたします。

入学式式辞
 日野の山々に早い春を迎え、校門周辺の桜の若葉が芽吹き始めてきた今日の良き日に、PTA会長 田邊 秀幸(たなべ ひでゆき)様、教育委員 佐伯啓子(さえきけいこ)様をはじめ、地元中学校の校長先生方にご来賓としてご臨席を賜り、多数の保護者の皆様のご出席のもとに、鳥取県立日野高等学校第十九回入学式をこのように盛大に挙行できますことは、本校にとってこの上ない喜びであり、心より感謝申し上げます。
 ただ今、入学を許可しました五十一名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。今日までご家庭で温かく見守ってこられた保護者の皆様のお喜びもさぞかしと、心からお慶び申し上げます。新入生の皆さんは、今日感謝を表す言葉を伝えていただきたい。この感謝の気持ちを伝えることが、皆さんがこれから自立へ進む一歩となります。 
 日野高等学校は、この日野の地で長い歴史と伝統を築いてきた「日野産業高等学校」と「根雨高等学校」の両校の教育を引き継ぎ、平成十二年に開校した総合学科の高等学校です。皆さんは、この日野高等学校の第十七期生となります。
 総合学科は、「普通学科」と「専門学科」の枠を超えて総合的な学習ができ、一人ひとりの適性や個性を伸ばし、自己実現を目指す学科であり、本校では、多様な選択科目の中から自分の興味関心や進路目標に応じた科目を選択し、自分だけの時間割を作って学習することができます。一年次の「産業社会と人間」や二年次の「職場体験」、三年次の「課題研究」などの本校ならではの学習を行います。意欲的に参加し、自分を成長させてください。
そして、本校が掲げている教育目標は、「社会の中でたくましく生きるための学力や豊かな人間性を育み、地域社会の発展に貢献できる人材の育成を図る」ことです。
 では、これからどのような社会になるのでしょうか。
 イギリスの大学の教授が書いた研究論文によると、AI技術によりホテルの受付等の仕事がなくなると言われています。
 一方で、他の海外の論文では、小学校に入る全世界の子どもたちの65%が、将来、いまはまだない仕事につくとも言われています。私たちが想像しない職業が生まれるかもしれません。
 また、厚生労働省の研究所が先日発表した人口推計によると、鳥取県では、2045年には、2015年に比べ、8割以下の人口になると予想されています。若者層の県外流出が課題となっています。
 これらは、全て予想でしかなく、現実にはどうかわかりません。しかし、今の現在の私たちには予想がつかない、現在と大きく異なる社会で暮らしていく可能性があります。
そのような社会でたくましく生きる学力や豊かな人間性を育み地域社会に貢献できる思いを持つためには、皆さんがどのような力を身につけなければならないでしょうか。
今までの知識や概念だけでは解決できない社会や経済における課題に向かうために、自分で考え、考えたことを自分の言葉で表現し、仲間と意見を交換し、新しい知識や価値を生み出すことが必要です。
 まず第1に、自分の考えを言葉にしてください。
自分の考えに正解や不正解があるわけではありません。恥ずかしいことではありません。自分の考えを表現しなければ、問題は解決しません。
 仮に、自分と異なった考えがあったとしても否定しないでください。お互いに認め合ったうえで、自分の考えを説明し理解を得ることから議論が始まり、新しい考えが生まれます。そして、異質なものを排除することがなければ、きっと悲しい争いごとやいじめはなくなるはずです。人の意見も理解しつつ、前向きに話をすればきっと新しい素晴らしいものが生み出されます。
 次に、その新しく生み出されたものを実行してください。チャレンジしてください。安定した生活の中で何もしないほうが失敗することもなく、安心していられるかもしれません。しかし、そこからは何も生まれません。失敗を恥ずかしいことと考えるのではなく、そこかから学ぶことがあると考えてください。人は、たくさん失敗することによって成長します。
 そして最後に、地元を愛してください。皆さんが生まれ育った地域には、ご家族をはじめ友人や見守ってくれた地域の方がいます。将来、きっと皆さんとつながりある人が暮らすふるさとを懐かしみ、忘れられないものとなるはずです。皆さんの成長を願っている人がいるところは、皆さんにとって大切なふるさとになるはずです。そして、これからは、この日野高校での友人や先生方との学習、また日野郡内の地域の方々との交流によって、ふるさと同様の想いが生まれると思います。日野が大切なふるさとになることでしょう。
 このようなことが学べる学校が日野高校です。本校での三年間で、皆さんが将来、変化の激しい社会の中でたくましく生き抜くための学力と豊かな人間性を身に付け、地域社会に貢献する気概を持った人として育ってくれることと思います。
 最後に、保護者の皆様にお願いいたします。私ども教職員一同、縁あってお預かりするお子様に対して、立派な大人、社会人に成長されますよう精一杯努力してまいる所存です。学校と家庭は子供を教え育てる上で車の両輪です。本校の教育に、どうぞご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。
 本日御臨席いただきました皆様方に重ねて感謝を申し上げますとともに、新入生の本校での高校生活が充実し、輝かしいものとなることを期待し、式辞といたします。
  
平成三十年四月九日  
鳥取県立日野高等学校
校長 内仲 弘
     

 
校長  内仲 弘
 

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