日誌

みんなのひろば
2013/07/04

校地整備雑感

| by:it01
 本校には草刈り機(刈払機)が5台ある。私は毎年4月になるとそれらを点検整備に出し、空き時間をつくっては校地の草刈りをする。 山間にある本校は、この季節になると校庭の3の1が雑草でおおわれるのである。                                                                  

 好きな機種を好きなだけ使える。それぞれの機械のエンジンをかけるコツも覚え、チップソーもナイロンコードカッターの使い分けも覚えた。チップソーはよく切れるが硬いものにぶつけてはいけない。ナイロンコードは塀際で使うのが便利だが刈り取った草の破片で服が汚れる。どんな仕事でも効率化は仕事の中で覚えるものだ。

 雑草の成長は早い。あっという間にひざ丈以上になっている。オオバコの茎が幹のように直径4センチになったものもあり、なかなか切れない。刈ってもすぐに次が生えてくる。自然の力強さに驚く。「草魂」とはよく言ったものである。石垣やフェンス際は気を使って慎重に刈る。きれいに刈ったつもりでも、刈払いした後にレーキで草を取るとまばらな刈り残しが見えてくる。それでまた刈る。刈りながら校舎の修膳箇所のことや急ぎの仕事を思い浮かべる。 

 教育もまた同様に、困難な道をさまざまな手段で工夫しながら進み、日々途切れることがない。うまくいったと思ってもやり残しがある。それでまた見直しをして取り組む。一年たてばまたはじめからスタート。生徒のエネルギーについて行くにもまたエネルギーがいるが、それもまた楽しみである。 

 刈っていくと野球部のボールが出てきた。野球部の生徒は見つからなくて困ったのではないだろうか。探している様子が目に浮かぶ。グラウンドに投げてまた草を刈る。

              


07:48
2013/07/04

「教育は・・・」

| by:it01
 「教育は建国の基礎なり。師弟の和熱は育英の大本なり。」
 これは、説明するまでもなく、夏目漱石が旧制五高(現熊本大学)の創立10周年の記念式典祝辞で述べた言葉です。
 
 昨年の後半は我が国の政治が政権交代の文字に一喜一憂しました。国民が期待している、あるいはしたのは、日本という国の再建に思いを馳せたからではないでしょうか。しかしながら、およそ想像できない議員の金銭感覚や事業仕分けであたかも何もかもわかっているとでもいいたげな閣僚の物言いに、私たちの期待を少なからずしぼんでしまったのではないでしょうか。
 
 「教育は建国の基礎なり。」国を再建するときにまず考えられなければならないのは、教育ではないのか。基地の問題も、財政再建についても論議が無駄だとは思いませんが、ここで、教育についての論議がかすんでしまっている現実を私たちは憂いなければなりません。私たちにできる教育の力の再建は必ずやこの国を立ち直らせる力となることを信じて、今何ができるのか、どのように学校のリーダーとして教職員の指導力を充実させていくのか。
 考えながらじっくりと、そして確実に学校の力をつけていきたいものです。                       

07:47